2022/02/20 23:08


ここ最近、若い方の間で大流行中のいろんなビーズを混ぜこぜした1連のネックレス

これをミックスビーズネックレスというのかどうかは分かりませんが、命名した後に詮索したら(命名する前に検索しましょう笑)
他のブランドさんも、そう命名されてました!

アメリカでは、このビーズを混ぜるスタイルのネックレスはよく見つかります。



早速アメリカのディーラーさんのコレクションをあたってると、
やっぱりあったー!!!
ただ、今日本ではやって流ものは、もっとチャームをつけたりごちゃごちゃさせる感じが流行ってるんです。
うーん当店のお客様の好みではないだろうな〜なんて思い、チャームはなしのビーズミックスで製作しようと思いました。

やはり、コスチュームジュエリーもファッションの一部なので若者の流行を取り入れることも大事ですよね、、、!
ただ、ヴィンテージのガラスビーズを使ってできるだけ、個性を出せるようにご用意いたしました。

第1弾🔥
当店、大学生のお客様も見てくださってるので、お財布に優しいお値段で、
ヴィンテージの手作業で一粒ずつ制作されてたガラスビーズをたっぷり使用したネックレス。
34.5cmほどとかなり今時の丈に仕立てました。



第2弾🔥
次のネックレスは、個性のある粒のガラスビーズでミックスビーズの大人なカラーのチョーカーを。
割れているビーズも角を丁寧に削られてネックレスにしたてられていました。
ハンドメイドのヴィンテージです。それを受けつぎ、また私が3つのネックレスに仕立てました。
一粒一粒見ていて飽きません。割れている断面も、パズルのように合う子同士で組み合わせました。




↑のネックレスの黄色の長いビーズは、1本が割れたようです。それを再利用してみました。(角は丁寧に削られてます)



こちらは3本ご用意しましたがSNSのUP当日に1本お嫁に行きました🙏

このビーズたちを見た時に閃いたのが、アイヌ玉の配置を参考にしたい!
ごちゃごちゃとランダムにビーズを糸に通すのは、簡単ですが、大人のネックレスなので
ランダムな中にも規則を持たせないと。と思ってアイヌ玉の配置を参考にすることに♪

アメリカからのヴィンテージガラスを見て、やっぱり日本のカラーに仕立てようとする日本人です🙋‍♀️

本物のアイヌ玉は、ビーズ自体は江戸時代に関西で作られていたものや、中国からのものがほとんどですが、
ビーズの配置にはアイヌ民族独自の規則があります。

アイヌ玉とは北海道周辺に住むアイヌ民族が所有していたもので、女性の成装時のお守りとして首からさげていたもので、連珠は『タマサイ』と呼ばれています。タマサイは、中央に頭玉→頸玉→胸玉→胴玉→手玉→足玉と留め具に向かって人体の部位に対応した名前がついています。

今回この2点のネックレスは、頭玉(アイヌではサパネタマと呼ぶそうです)を中心にミラー反転となり、留め具にむかうにつれて、足先に向かうようなイメージで配置していきました。その中に、ビーズをミックスして楽しさも加えてみました✨

アイヌ玉について
参考になる文章が書かれているBlogがありましたので、貼っておきますね!
https://housekidealer.com/tribal-jewellery/ainu-jewellery/

参考書籍はこちらです。鑑賞用としても手元に置いておきたいほど
美しい日本のビーズ刺繍にうっとりすること間違いなし!


1連のネックレスにだってここまでコンセプト練ります、、、!💦笑
でも、お客様には直感で選んで欲しい❤︎(ややこしい!!!笑)



第3弾🔥


このネックレスは、正直このままでおもしろかったので、アメリカから迎え入れたままのヴィンテージのハンドメイドネックレスを
そのままのネックレスを2つにしました。ガラスビーズです。

最近は、嬉しいことにビーズ男子が増えてますので、
50cm以上のメンズの丈も必要かな〜!と思いちょうどこのビーズで1mほどのロングネックレスから2本ネックレス取りました。
ちなみに、男子のチョーカーは、40〜43cmほどで作ります。男性は喉仏上下しますので、
首は細くてもかなり余裕を持った丈にしないといけません。

とってもカジュアルなネックレスです。
男性、女性どちらもプレゼントにも喜んでいただけると思います!



第2、3弾はなんとペイントのギフトBOX付きです♪