2021/05/22 21:30


こんばんは🌙

今日は、お昼はポカポカ晴れてて、でも涼しくてとてもいい天気でした。

出勤前に近くのコメダコーヒーでモーニング。
その時に、📚『シャネル哲学』山口路子さんの本を読みました。

山口路子さんの女性の生き方シリーズ大好き!!
最近お店でもずっとかけているエディット・ピアフ♪の生き方シリーズも出版されています!

さて、私がシャネルの人生の中でも一番好きなのは、
シャネルが唯一愛したアーサー・カペルの話です。

シャネルについて書かれた古本を読むにつれ、いろんな著者の文章から
読み取れる恋愛模様を推測するカペルとの物語は本当にロマンチックで切ない物語🌙

よければお付き合いくださいませ。

シャネルの幼少期は、貧しく修道院で育ちます。

そこを出て、歌手を夢見てムーランのキャバレー
カフェ・コンセール(酒場と小さな劇場がミックスされた場所)という
クラブで働きます。
そこで2つ持ち歌があり、そのうちの1つ『トロカデロでココを見たのは誰?』愛犬のココを見失った良いう内容です。
次第にお客さんがシャネルのことをココ!と呼ぶようになりました。

ちなみにガブリエル・シャネルが本名です。
そこで、初めの愛人エティエンヌ・バルサンと出会います。
シェネルには、歌の才能はなかったけど、恋愛ごっこを仕掛ける能力には恵まれていました。

バルサンは、パリの近くのロワイヤルリュー持ち家がありそこにシャネルを誘います。
繊維産業で富を成していたバルサンは、遺産をたっぷりと相続した御曹司。
美しい女たちを囲んで贅沢な暮らしをしていました。
そういう女性達を、高級娼婦と言うのか、ロマンティックなヒロインととるかは人それぞれですが、
貧しい娘からすれば、退屈な結婚や労働の生活とは無縁の生活が待っているとなると
魅力的なお誘いです。シャネルは、バルサンの愛人になりました。

しかし、そこにいる豊満な体型の美しい女たちとは互角に戦えなかった。
細くて男の子のようなシャネルは場違いだった。

シャネルは、バルサンのことを愛してはいませんでした。
貧しい暮らしからの解放と、パリに出るための踏み台。
バルサンも、シャネルのことは数多くの愛人の一人にしかすぎません。

しかし、シャネルが帽子屋をやりたいという申し出に、愛人の暇つぶしになるだろうと、
パリのアパートの一室をシャネルに仕事場として提供しました。

1909年、バルサンも参加していた狩猟会で1位になったアーサー・カペルとシャネルは出会う。
裕福な家庭で財を食いつぶす生活でなく、カペルは30歳になるまでに、海運業、石炭業で商才を発揮し
一代で財を築き上げていた。そのカリスマ的な魅力と、ポロ競技の才能により社交界でも引っ張りだこだった。
『ハンサムなんてもんじゃないわ!最高に素敵だったのよ!』シャネルの一目惚れでした。

カペルにも大勢の愛人がいましたが、バルサンと同じようにシャネルを愛人リストに加えます。
バルサンと、カペルは友人関係にあり、妙な三角関係がしばらく続きましたが、
カペルはバルサンと違い、シャネルの個性と才能に気づいていました。

今日はこの辺で、、、、。
次回は、カペルと過ごした時間のお話を🌹